㈱タケナカ 小野 均社長

今回チカラコブの社長インタビューを受けて頂いたリーダーは、株式会社タケナカ、代表取締役の小野 均(おの ひとし)さん。
高校卒業後は、青森高等技術専門校の建設機械整備科を卒業し、新卒の整備工として株式会社タケナカにて従事。その後 営業部に配属になり営業部次長、取締役営業部長、取締役専務、 そして2代目代表取締役に就任されました。入社から41年以上が経ち、業務範囲を多岐に広げ、事業も順調に拡大。中途採用だけでなく新卒採用活動も積極的な同氏に詳しく話を伺いました。

株式会社タケナカの事業を教えてください。

当社は、建設機械の販売・修理・賃貸を中心に、現在は営業部に加え、整備部や重機部など、合計10の部門を展開しております。また、架設足場工事を専門とする系列会社を青森地区、津軽地区、南部地区に設立しています。これにより、地域の皆様にタケナカ企業グループとして便利な商品やサービスを提供しています。当社のコンセプトは「つくる・いかすを支える」であり、お客様の生業を私たちタケナカ企業グループの技術で支えます。

タケナカの仕事のやりがいについて教えてください。

当社の『整備士』は、乗用車から大型車、大型クレーン車、建設機械に至るまで、全機種のメーカーを取り扱っています。そのため、特定のメーカーの車両や建設機械だけを扱うディーラーと比較して、当社の整備士は自動車整備および建設機械整備の真の意味での知識と技術を身につけることが可能です。

また、当社の「とび職」、すなわち足場職人は、一般住宅用の足場組立から、建物の高さが10メートルを超える中高層建物用の足場組立、さらには橋の補修工事などで使用される吊り足場の組立に至るまで、多様なプロジェクトに対応しています。これにより、足場職人としての一流の技術を習得するための環境が整っています。

採用活動においての御社の強みを教えてください。

当社は創業以来、新卒採用に積極的であり、現在、整備部の約95%、とび職の約60%が新卒で入社した社員です。今ではこれらの社員が幹部となり、新卒者や中途採用者の成長をサポートしており、役割の理解に苦しんで退職する社員はほとんどいません。

また、Z世代はテレビをあまり見ない傾向にあるため、当社はCMよりもHPの重要性を高く評価しています。その結果、約1年半以上をかけて制作会社と密な打ち合わせを行い、HPをリニューアルしました。これにより、タケナカグループの魅力をより効果的に発信しています。さらに、HPだけでは伝えきれない情報を、建設業界専門の求人サイト「チカラコブ(求人ページはこちら)」でも発信しており、建設業に興味を持つ人々をターゲットにしています。

今後の展望を教えてください。

当社は10部門を有しており、その中でも整備部門は特に注目されています。この部門の社員の大多数は、自動車検査員の資格などの高度な資格を目指しており、現在資格保有者は全体の約40%に達しています。この数字は年々増加しています。また、整備部門と並行して、大型トラック特殊架装部門を新設しました。この新部門では、新車の大型トラックを原木運搬専用にカスタマイズしており、今年の3月には「大型トラック特殊架装工場」を建設し、さらなる事業拡大を図っています。得られた利益は地域社会や社員に還元する計画です。

一方、競合他社が多い足場架払事業部では、差別化を図るために教育部門を新設しました。未経験者や新卒者を対象に、ベテランのとび職が兄貴分としてサポートし、教育から作業環境の改善まで一貫して管理・提案を行っています。これにより、作業効率の向上とともに、より安全で安心して稼げる職場環境を目指しています。

最後にチカラコブを見て求人活動をしている方へ一言

当社では、全部門が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、「完全週休2日制」を導入し、一生懸命働く社員をサポートしています。また、新卒・中途採用を問わず、「見て覚えろ!」ではなく、「手取り足取り教える」ことを基本とする教育スタイルが「タケナカルチャー」として浸透しています。この文化のおかげで、社員の意識が高まり、良好な職場環境が整っていると評価されています。実際、社員の紹介により入社するケースもあり、また、新卒者の入社率が高く、退職率が低い現状が、この取り組みの成果を物語っています。

ぜひ実際にタケナカ企業グループにお越しいただき、会社見学をしていただければと思います。整備士やとび職をはじめとする建設業の魅力を「カッコイイ」と感じていただけるはずです。 ※会社見学にはスタッフのアテンドが必要ですので、事前にご連絡をお願いします。

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